質問:現在お勤めの会社では、取締役も視野に入っているお立場ですね。本当に退職するおつもりですか?

解説:

役員に手が届きそうな立場の人がわざわざ他の会社に転職をするのか?
と思う人も多いでしょうが、意外とあります。

社内での派閥抗争に敗れて、後は放逐されるしかない状態になったような場合が典型的です。

一見、役員に手が届きそうな立場にいても、もうすぐその立場から追われて関連会社に出向・転籍させられる間際の人は多いのです。

さて、面接の場では、そのようなことを正直に言ってはいけません。
権力抗争に負けたことを口走っても、自分の商品価値を落とすだけです。

面接官が聞きたいのは、あくまで「本当に退職できるのか?」です。

ですので、退職するという話をすでに会社の上層部に通していて、承諾を得ているという回答をするのが基本になります。

●模範回答例

退職するつもりです。

すでに社長以下、役員全員が私が退職を申し出たことを知っていますし、承諾を得ています。

引き継ぎ等ございますので、入社までは1ヶ月半ほどいただけると幸いです。

ひとつの部署を統括してきた経験を、御社でも活かしたいと考えています。

知っておくと採用に近づくポイント:
1.「退職します」が基本回答になります。面接官は、「引き留められて、入社を辞退するのではないか?」ということを最も不安に思っているからです。
2.すでに退職を会社に伝えていて、承諾を得ていることまで話すと面接官の懸念を払拭することができます。

●ダメ回答例

内定をいただいてから退職を申し出る予定です。


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