質問:前職を退職した理由についてお話ください。

解説:

退職理由を問うことで、応募者が仕事にどんな姿勢で取り組んでいるのか、また、ストレス耐性がどの程度なのかを知ろうとしています。

ここで気をつけるのは、「前職がいかに酷い会社であったか」を話さないことです。

「上司が横暴だった」「営業ノルマが実現不可能なレベルで、達成できないと他の社員の面前で罵倒された」「常軌を逸した残業を強要されていた」などというのは、確かに事実なのかも知れませんし、それを理由に退職するのも無理はありません。

しかし、それを正直に話してしまっては、面接官に不安を与えるだけです。

「この人を採用しても、また不満を抱いてすぐに辞めるのではないだろうか?」
と思われたら、それだけで不採用になってしまいます。

退職する理由は複数あるのが普通ですから、ネガティブなものは排除し、前向きな理由を述べましょう。

例えば、「前の会社ではできなかったスキルアップが、御社なら実現できる」といった具合に、視点を過去よりも未来におくようにしてください。

●模範解答例

前職では、営業職として法人営業に携わっていました。

その際に、IT関連の専門企業と仕事をさせていただく機会があり、プログラマーに興味を持ちました。

休日にプログラミングの勉強を続けていたのですが、次第にプログラマーとして仕事をしたいという気持ちが高まりました。

前職では、プログラマーという職種自体がありませんでしたので、自分が望む職業につくため、退職を決意しました。

知っておくと採用に近づくポイント:

1.「上司が嫌いだった」「営業ノルマがきつかった」といったネガティブな退職理由は避けましょう
2.前職では実現できず、転職してこそ実現できることがあった・・・という具合に、前向きな退職であることをアピールします。

●ダメ回答例

「上司がパワハラの常習犯だったので、人権侵害だと感じて辞めました」


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