質問:入社された10年後、どのようになっていると思いますか?

解説:

面接になれていないと、突飛な印象を受ける質問です。

慌てずに、面接官の意図をくみ取りましょう。

この質問をする目的は、入社してから数年後、どのような社員になりたいか、を聞くことで、明確なキャリアプランを考えているのかどうか?という点を聞き出すことです。

長期的な目標やプランがない場合、目先に嫌なことがあるとすぐに転職を繰り返す傾向が強いため、採用する側としても敬遠しがちになります。

年齢や職種にもよるので一概にはいえませんが、数年後ということで、リーダーシップにからめて話すのが無難です。

なお、この質問については事前の企業研究が必要です。

というのも、応募先の企業では実現不可能なキャリアプランを述べてしまうと、どんなに素晴らしい回答であっても「当社にはそぐわない」という評価しかもらえないからです。

例えば、国内のみで事業を展開している企業の面接で、「国際的な業務にあたりたい」といったことを述べてしまうなどです。

●模範解答例

御社に必要となる業務を把握した上で、システム開発の専門家として、業務を効率化できる業務システムの管理や改善開発に貢献したいと思います。

10年後には、部門内でリーダーシップを発揮してチームを率い、同時に新人社員の育成を行える指導者・教育者としての役割も担いたいと考えています。

知っておくと採用に近づくポイント:

1.企業の経営方針を意識して、「同じ目標に向かっている」ことをアピールできるように回答する

応募企業の経営方針と全くベクトルが違うキャリアプランは、内容に関係なくマイナス。

企業によって、評価される内容が大きく変わる質問と考えましょう。

2.将来のことは分からない、という回答は正直なのですが、こと面接においては悪い印象しか与えません。

分からないという回答は絶対にしないように気をつけて下さい。

●ダメ回答例

「将来のことなど予想できませんので、1日1日がんばって目の前の仕事に取り組みます」


« |